なぜ「一般の人」「不動産会社」ですら買わないのに、まぶい不動産は共有持分だけで買い取れるのか?
そもそも、一般の方が「不動産の持分(権利の一部)」だけを買うことはまずありません。買っても、その家や土地を勝手に使ったり住んだりすることができないからです。
では、なぜ私たちが買い取ることができるのか?
理由はシンプルで、私たちが他の共有者全員と交渉し、最終的に権利をひとつにまとめ上げることができるからです。
このとき私たちが活用するのが、「共有物分割請求」という仕組みです。簡単に言うと、裁判所に間に入ってもらい、強制的に共有状態を解消する手続きのことですね。
「裁判」となると、相手側も出廷しなければならなかったり、弁護士費用がかかったりするリスクが出てきます。だからこそ、「裁判の手間やお費用をかけるくらいなら、一度話し合いましょうか」と、交渉のテーブルに出てきてくれる可能性が一気に高まります。
もし今、共有者と意見が合わずに悩んでいるなら、「共有物分割請求」というカードを提示してみるのも一つの手です。 「このまま平行線なら裁判になるけど、お互い弁護士費用もかかるよ?本当に対立し続ける?」と交渉してみるイメージですね。
ちなみに弁護士費用の相場は、着手金で約30万円、成果報酬で時価の11%(税込)ほどかかります。
共有状態を解消してから売ったほうが高く売れるのは事実なので、ご自身で弁護士を雇い、裁判までやり切る体力と時間がある方なら、その方法を選ぶのもいいと思います。(ちなみに裁判は最低でも半年はかかる覚悟をしておいてください)
だからこそ「持分買取」を選ぶ人が多いです
ただ、知識がない状態で裁判までやるとなると、かなりの時間と労力、そしてメンタルが削られます。
だからこそ多くの方が、時間も手間もかけず、すぐに現金化できる「まぶい不動産への持分買取」を選ばれています。
そして、もうひとつ絶対に知っておいてほしいのが、時間が経つほど共有持分の買取価格が下がると言う事実です。
共有名義を放置しておくと、時間の経過とともに相続が発生し、「同意を取らないといけない関係者」が雪だるま式に増えていきます。
どういうことかと言うと、共有者の誰かが亡くなると、その持分がまたその子どもたちに引き継がれ……ということが2〜3回起こるだけで、会ったこともない親族が何十人も登場するような状態になってしまうんです。
もちろんそうなると権利関係が複雑になり、まとめる手間も増えるため、買取金額はどんどん下がります。
脅すわけではありませんが、これは現場で本当に起こっているリアルな話だと思ってください。私の知り合いの弁護士の先生も、「遺産分割のとき、共有名義にすることだけは絶対に避けてください!」と口を酸っぱくして言っているほどです。
「うちも放置したらマズいかも…」と少しでも頭をよぎった方は、関係者がこれ以上増えて手遅れになる前に、ぜひ一度ご相談ください。
