那覇市の訳あり・事故物件の買取業者は?|那覇市の訳あり物件専門

那覇市の住宅街にある築年数の経ったRC造住宅

那覇市で訳あり物件や事故物件を買い取ってくれる不動産会社を探している方へ。

まぶい不動産は、沖縄県内の訳あり物件・事故物件を専門に扱う不動産サービスです。

事故物件と聞くと、多くの方が「どうせ安く買い叩かれるんでしょう」と思います。正直、そう思うのも無理はありません。普通の不動産会社に持っていって、あまりいい顔をされなかった。値段を付けてもらえなかった。あるいは、逆にものすごく高い査定を出されて期待したのに、1年経っても売れない。そういう話を、私たちは何度も聞いてきました。

最初にお伝えしておきたいのですが、この記事は「事故物件だから安く売りましょう」という話ではありません。

そうではなくて、訳あり物件は、普通の不動産と同じ売り方をすると、かえって安くなってしまうことがある。ここを知っておいてほしいのです。

那覇市とひと口に言っても、おもろまちのマンションと、首里の坂道にある古い戸建てと、真和志の細い路地にある土地と、若狭や西の海側の物件では、見方がまったく違います。このページでは、那覇市の各地域の特徴も含めて、少し踏み込んでお話しします。

目次

訳あり・事故物件の専門業者とは?普通の不動産会社との違い

那覇市の訳あり物件を調査するための書類と鍵

まず、普通の不動産会社が悪いという話ではありません。

普通の不動産会社は、売りやすい物件を預かり、広告を出して、住宅を探している一般のお客様へ紹介する仕事が中心です。きれいなマンション、住宅街の戸建て、条件のよい土地なら、それでいいのです。むしろ、仲介で時間をかけた方が高く売れることもあります。

ところが、訳あり物件は、そもそも相談の入口からきれいではありません。

名義は亡くなったお父さんのまま。相続人が何人いるか分からない。家の中には仏壇と家財が残っている。雨漏りもある。隣との境界も不明。さらに家の中で人が亡くなっている。

こういうものが、ひとつずつではなく、だいたい重なってきます。

ですから、物件情報をインターネットに載せる前に、何から片付けるかを決めなければいけません。ここが専門業者と一般的な仲介会社の一番大きな違いだと思っています。

相続登記がこれからでも、売却までの道筋を一緒に考えられる

相続物件では、登記名義を変えなければ、最終的な売却の決済ができません。

ただ、お客様に「先に相続登記を済ませてきてください」とだけ言っても、なかなか進まないのです。戸籍はどこまで取るのか。県外にいる兄弟には誰が話すのか。遺産分割協議書は必要なのか。昔の抵当権が残っているが、これはどうするのか。

不動産を売りたいだけだったのに、急に聞いたことのない手続きが十個くらい出てきます。ここで疲れて、そのまま数年放置してしまう方もいます。

まぶい不動産では、弁護士法人や司法書士事務所と連携し、まず何を確認し、どの順番で進めれば売却までたどり着けるのかを整理します。もちろん、法律相談は弁護士、登記は司法書士が担当します。不動産会社が勝手に法律判断をするという意味ではありません。

相続登記は2024年4月から義務化されています。「まだ何も決まっていないから相談できない」ではなく、何も決まっていない段階だからこそ、早めに相談してほしいと思います。

県内投資家とのつながりを使い、「誰なら買えるか」から考えられる

事故物件は、普通の住宅購入者だけを相手にすると、どうしても買主の幅が狭くなります。

自分で住む人は難しくても、リフォームして賃貸したい人なら検討できるかもしれません。建物は使えなくても、解体後の土地に価値を見いだす人がいるかもしれません。隣地とまとめれば活用できるかもしれません。店舗や事務所なら、住宅とは違う見方ができます。

不動産は、買った後の出口が見えなければ、プロでも買えません。

反対に言えば、出口をいくつか持っている会社であれば、一般のお客様には提案しにくい物件でも値段を出せることがあります。まぶい不動産では、県内投資家とのつながり、自社での再生、賃貸、再販などを考えながら、「この物件なら誰が、どう使えるか」を先に考えます。

自社買取なら、現金なので住宅ローン特約による白紙解除がない

一般の方へ売る場合、その方が住宅ローンを使うことは珍しくありません。

契約までは進んだ。手付金も受け取った。家族にも「売れたよ」と伝えた。それなのに、金融機関の融資が通らず、契約が白紙に戻る。これがローン特約による解除です。

ローン特約が適用されると、基本的には受け取った手付金を返し、違約金も取れず、また最初から買主を探すことになります。誰が悪いという話ではありません。そういう契約なのです。

まぶい不動産が自己資金で直接買い取り、融資利用特約を付けない契約であれば、一般の買主の住宅ローンが通らなかったことを理由に、契約が白紙に戻ることはありません。

ただし、どんな契約にも条件はあります。相続登記ができること、差押えを外せることなど、物件ごとの条件は契約前にきちんと確認します。「現金買取なら何があっても絶対大丈夫」という雑な説明はしません。

那覇市の各地域の特徴

高台から見た那覇市の住宅地

那覇市は小さな市域の中に、ずいぶん性格の違う街が詰まっています。

不動産会社の査定書を見ると、「那覇市の相場は坪いくら」とひとまとめに書かれていることがありますが、私たちは少し乱暴だと思っています。同じ町内でも、車が入る土地と入らない土地、平坦な土地と斜面地、建替えできる土地と難しい土地では、値段が違って当たり前です。

ここでは那覇市の都市計画上の9地域をもとに、町名を拾いながらお話しします。

那覇新港周辺|港町・曙・安謝・天久・上之屋・泊

港町や曙は、倉庫、物流会社、事務所、店舗、共同住宅が混ざっている地域です。住宅だけの目線で見ると評価しにくいのですが、事業用地として見ると話が変わることがあります。

安謝、天久、上之屋、泊3丁目に入ると、古い住宅地とマンションが近い距離で混在しています。大通り沿いは便利でも、一本中に入ると道が急に細くなる。これは那覇ではよくあります。

古い家を相続したときは、建物の古さより先に、車が敷地まで入れるか、道路は公道か、建替え時に後退が必要かを見ます。港町や曙など海側では、津波や高潮のハザード情報も無視できません。

那覇北・新都心|おもろまち・銘苅・天久・上之屋・真嘉比・古島・松島・安謝・泊

おもろまち、銘苅、天久、上之屋は、那覇市の中では比較的新しく、道路も整い、マンションや商業施設が多い地域です。ですから「新都心なら何でも高く売れる」と思われがちです。

確かに需要はあります。ただ、マンションの場合は部屋だけを見てはいけません。管理費や修繕積立金の滞納、駐車場を次の人が使えるか、賃貸に制限がないか。事故があった部屋なら、共用部分との関係や管理組合への説明も確認します。

真嘉比、古島、松島は、区画整理された場所と昔からの住宅地が隣り合っています。安謝、字安里、安里3丁目、字松川、泊1・2丁目などもそうですが、地図だけを見ると便利でも、現地へ行くと道路や高低差で印象が変わることがあります。

那覇の査定は、Googleマップだけで終わらせてはいけない。これは本当にそう思います。

首里北|首里石嶺町・首里大名町・首里平良町・首里末吉町・首里久場川町

首里石嶺町は、石嶺駅ができて便利になり、戸建て、アパート、市営住宅、福祉施設が集まる大きな生活エリアです。首里大名町、首里平良町、首里末吉町、首里久場川町も、基本的には住宅地です。

ただし、この地域は坂と高低差があります。

眺めがいい土地は魅力ですが、擁壁をやり直すとなると、話は別です。工事費が大きくなります。道が狭く、大型車両が入れないと、解体費も上がります。土地の面積だけなら高く見えても、使える状態にするまでの費用を引くと、思っていた金額にならないことがあります。

首里末吉町や首里石嶺町の一部では、土砂災害の情報も確認します。怖がらせるためではありません。買主が後から必ず見るところなので、売主側も先に見ておいた方がいいのです。

首里・城下町|首里金城町・崎山町・赤田町・鳥堀町・汀良町・儀保町など

首里地域には、首里赤田町、首里赤平町、首里池端町、首里大中町、首里金城町、首里儀保町、首里崎山町、首里寒川町、首里汀良町、首里当蔵町、首里桃原町、首里鳥堀町、首里真和志町、首里山川町があります。

首里は、ほかの地域と同じ物差しだけでは測れません。

石畳、石積み、赤瓦、古い道、首里城を中心にした景観。普通なら「古くて不便」で終わるものが、首里では魅力になることがあります。一方で、首里金城町や首里崎山町などは坂が多く、車が入れない場所もあります。石垣を壊していいのか、建物の高さに制限はないか、文化財や景観のルールに触れないか。確認することが増えます。

首里駅や儀保駅に近い首里汀良町、首里鳥堀町、首里儀保町でも、駅徒歩何分という数字だけでは決まりません。沖縄で徒歩10分と書いてあっても、急な上り坂の10分なら、平坦地の10分とは違います。

首里の古家は、壊して更地にすれば高くなるとは限りません。古い建物や石積みに価値を感じる買主もいるので、解体する前に見せてください。

真和志|与儀・寄宮・三原・識名・繁多川・国場・上間・仲井真・真地・長田など

真和志地域には、字与儀・与儀、字安里・安里、大道、三原、寄宮、識名、繁多川、松川、国場、上間、仲井真、真地、長田、古波蔵、壺屋2丁目などがあります。

このあたりは、観光客が見る那覇ではなく、那覇の人が普通に暮らしている地域です。学校、病院、スーパー、アパート、昔ながらの家が細かく混ざっています。

私たちへの相談で多いのは、古い家、細い道路、増築した部分が登記されていない、隣との境がよく分からない、といったものです。ひとつだけなら何とかなることも、三つ四つ重なると一般の買主は止まります。

識名、繁多川、真地は高台や斜面があります。国場、上間、仲井真、長田は幹線道路への出やすさがある一方、昔の集落内では道が細い場所もあります。古波蔵の国場川に近い場所は、水害情報も確認します。

真和志の物件は、見た目をきれいにするより、「この土地は次に何が建てられるのか」を調べた方が、売却には効くことがあります。

那覇中央|久茂地・泉崎・牧志・松尾・安里・壺屋・樋川・楚辺・壺川・旭町

久茂地、泉崎、旭町、壺川は、県庁、市役所、オフィス、バスターミナル、モノレール駅が集まる那覇の中心です。牧志、松尾、安里は国際通りや市場に近く、壺屋にはやちむんの街並みがあります。樋川、楚辺には昔からの住宅地が残っています。

中心部だから高い。これは半分正しく、半分間違いです。

大通りに面したまとまった土地なら、確かに話は早いです。しかし、裏通りの小さな土地、建物同士がくっついたような古い住宅、借地上の店舗、相続人が多い共有建物となると、単純な坪単価では計算できません。

牧志や松尾では、観光需要を見込む人もいれば、地元向けの店舗として見る人もいます。楚辺や樋川では住宅としての使いやすさが大切です。同じ「那覇中心部」でも、買う人の目的が違います。

那覇西・海側|若狭・久米・松山・前島・辻・東町・西・通堂町

若狭、久米、松山、前島、辻、東町、西、通堂町は、中心市街地と港の間にあります。住宅、飲食店、ホテル、事務所、倉庫が混ざり、昼と夜で街の顔が違う地域です。

この地域の建物は、住宅として見るのか、店舗として見るのか、収益物件として見るのかで値段が変わります。現在家賃が入っていても、契約書がない、賃料滞納がある、消防設備が足りない、増築部分が未登記ということもあります。

事故物件という一点だけを気にしていたら、実は建物の法的な問題の方が大きかった。そういうこともあります。

若狭、辻、西、通堂町など海側の低地では、津波・高潮の情報と避難経路も見ます。これは値段を下げるために調べるのではなく、買主に説明できる状態にするためです。分からないものは、買主が一番嫌がります。

小禄|小禄・金城・赤嶺・宇栄原・田原・具志・高良・宮城・鏡原町・山下町

小禄、金城、赤嶺、宇栄原、田原、具志、高良、宮城、鏡原町、山下町、奥武山町は、空港にも那覇中心部にも出やすく、住宅地として根強い需要があります。

小禄駅、赤嶺駅、奥武山公園駅の周辺は便利です。金城は道路が比較的整い、宇栄原や田原は戸建て、アパート、団地が混在しています。

ただ、小禄とひと括りにすると見誤ります。小禄、高良、具志の古い集落には、石垣や井戸、細い道が残る場所があります。山下町や小禄には斜面地があり、鏡原町の低い場所では水害も確認します。赤嶺、具志、宮城、高良など空港に近い場所では、航空機騒音を気にする買主もいれば、空港勤務で近さを優先する買主もいます。

弱点に見えるものが、別の人には利点になる。小禄は、買主の探し方で見え方が変わりやすい地域です。

那覇空港周辺|鏡水・安次嶺・大嶺・当間・垣花町・住吉町

鏡水、安次嶺、大嶺、当間、垣花町、住吉町は、那覇空港、自衛隊基地、那覇港湾施設に関係する土地を含む、少し特殊な地域です。

ここは住宅地の坪単価だけを持ってきても、あまり意味がありません。軍用地料があるのか、賃貸借はどうなっているのか、実際に使える土地なのか、返還や跡地利用の話がどうなっているのか。土地ごとに確認します。

県外の方が相続し、「那覇空港の近くだから高いでしょう」と相談に来られることがあります。近いことは確かに材料です。ただ、近いから自由に使えるとは限りません。

まずは固定資産税の明細、登記、公図、賃貸借に関する資料を見せてもらう。ここから始まります。

那覇市で訳あり・事故物件を高く売る方法

不動産査定資料と電卓と家の鍵

ここからが、この記事で一番お伝えしたいところです。

一番高い査定を出した不動産会社が、一番高く売ってくれるとは限らない

不動産会社から4,000万円で売れますと言われた会社と、2,000万円くらいですと言われた会社があれば、4,000万円の会社へ頼みたくなります。当然です。私でも、数字だけを見ればそう思います。

ただし、仲介会社が出す査定額は、その会社が4,000万円で買うという意味ではありません。

4,000万円で広告に出してみる、という意味です。

ここは本当に大きな違いです。

不動産会社の中には、売れないかもしれないと分かっていても、まず高い査定を出して物件を預かる会社があります。売れなければ、3か月後に「反響がないので少し下げましょう」と言えます。不動産会社は困りません。困るのは、その間も固定資産税や管理費を払い、期待を持って待ち続けた売主です。

私たちの現場の肌感ですが、インターネットに掲載された物件が新しい物件として見てもらえるのは、最初の1か月ほどです。

それを過ぎると、お客様からこう聞かれます。

「この物件、どのくらい売れ残っているんですか?」

日本人らしいと言えば日本人らしいのですが、誰も買っていないものを自分が最初に買うのは、やはり怖いのです。「何かほかにも理由があるのでは」と考えます。

普通の物件なら、時間をかけて高値に挑戦するのもいいでしょう。しかし、訳あり・事故物件は、最初の値付けを間違えると、「事故物件」に加えて「長期間売れていない物件」という、もう一枚のレッテルが付きます。

私たちが言いたいのは、最初から安く出せ、ではありません。

なぜこの金額なのか。何か月反響がなければ見直すのか。仲介で売れなかったとき、いくらなら買い取れるのか。ここまで聞いてから任せてほしいのです。

4,000万円台で売り出し、1年間売れなかった自殺物件の話

先日、沖縄本島北部に不動産をお持ちのお客様からご相談がありました。

家の中で自殺があった物件です。すでに別の不動産会社へ依頼し、インターネットで1年ほど売り出していました。それでも売れないため、私たちに買い取ってほしいというご相談でした。

売出価格を聞くと、4,000万円台前半でした。

私たちの見立ては、一般市場で売るとしても1,000万円台前半がひとつの検討水準でした。もちろん、事故があったからという理由だけではありません。場所、建物の状態、再生費用、その後に誰が買うのかまで考えての金額です。

お客様からすれば、最初の不動産会社に「4,000万円くらいで売れます」と言われています。頭の中では、もう4,000万円の不動産です。そこへ私たちが1,000万円台の話をしても、納得できないのは当然です。結局、そのときはお断りになりました。

これは、お客様が悪いわけではありません。

ただ、私はとても不幸な事例だと思いました。本来の市場価値とは大きく違う数字を先に信じてしまうと、その後に出てくる現実的な話が、全部「安く買い叩こうとしている話」に聞こえてしまうからです。

少し極端な例ですが、高額で購入した壺を「なんでも鑑定団」へ出したところ、本人は200万円だと思っていたのに、鑑定額は2,000円だった。あのとき、持ち主の方はびっくりしますよね。

不動産でも、似たことが起こります。

しかも壺なら、棚に置いておけばいいかもしれません。不動産は、持っているだけでも固定資産税がかかります。草は伸びます。台風も来ます。雨漏りも進みます。空き家なら近所から連絡が来ることもあります。

価値の薄いものを、価値のある高級品だと信じたまま大切に持ち続けるのか。いったん現金に換え、生活資金や借入返済、事業、別の資産形成に回すのか。一度、売却価格以外の選択肢も含めて考えてみてほしいのです。

※上記は個別相談をもとに、個人が特定されないよう一部の内容を調整しています。すべての事故物件に同じ価格差が出るわけではありません。

「リスクがないから、一旦高値で出そう」の本当のリスク

よく「売れなければ下げればいいので、一旦高く出してみたいです」と言われます。

気持ちは分かります。

ただ、リスクがないわけではありません。

高値で出している間にも、税金や管理費はかかります。建物は古くなります。相続人が亡くなれば、関係者がさらに増えることもあります。そして何より、物件情報の鮮度が落ちます。

高く売り出す挑戦をしてよいのは、基本的には、時間がたっても傷が広がりにくい普通の不動産です。

訳あり物件は、時間が味方になるとは限りません。

もちろん、急いで安く手放す必要もありません。だからこそ、仲介なら何か月挑戦するのか、毎月いくら維持費が出るのか、買取ならいくらでいつ現金になるのか。この三つを並べて考えます。

査定額ではなく、最終的に口座へいくら残り、いつ問題から離れられるのか。そこまで見て初めて、本当の比較になります。

訳あり・事故物件はローンが通りにくい?

住宅ローン資料が置かれた那覇市の空室

これは、少し丁寧にお話ししなければいけません。

事故物件だから、住宅ローンが絶対に通らないという決まりはありません。

ただ、金融機関は買主の年収だけを見ているわけではなく、物件を担保として見ます。建物は適法か。再建築できるか。接道はあるか。売買価格と担保評価が大きく離れていないか。将来、もし売却することになったときに売れる物件か。

告知事項があり、買う人が限られる物件では、金融機関が慎重になることはあります。事故物件に加えて、未登記増築、再建築の問題、老朽化などが重なれば、さらに難しくなります。

一般の方へ売る場合は、契約書にローン特約が入ることが多くあります。融資が通らなければ、買主は白紙解除でき、売主は手付金を返します。違約金や罰則が発生しない形が一般的です。

つまり、「契約できたから売れた」ではないのです。

決済が終わり、代金が振り込まれるまでは、まだ終わっていません。

まぶい不動産の直接買取なら、何が違うのか

直接買取の契約書類と家の鍵

現金で買うため、第三者のローン審査を待たない

まぶい不動産が直接買い取る場合、一般のお客様を探し、その方の住宅ローン審査を待つ必要がありません。価格と条件が合い、権利関係が整理できれば、決済日を決めて進めます。

決定までが速い

仲介は、いつ買主が現れるか分かりません。明日かもしれませんし、1年後かもしれません。

買取は、買主が最初から決まっています。調査後に買取価格を提示し、納得いただければ契約へ進みます。いつまでに相続人へ代金を分けたい、施設費用に充てたい、借入を返したいという予定がある方には、時間が読めること自体が大きなメリットです。

家財やゴミを、そのままにして相談できる

相談前に、慌てて片付けないでください。

これはよくお伝えしています。

数十万円かけて家財を処分した後で、建物ごと解体することになれば、先に使った費用が無駄になることがあります。仏壇、遺品、写真、重要書類など、残したいものだけを分け、残りは買取条件の中で整理できる場合があります。

特殊清掃が必要な物件も、まず現状を確認します。においや汚れがあるから見せられない、と思わなくて大丈夫です。その状態を含めて相談を受けるのが専門業者です。

固定資産税も日割りで精算できる

固定資産税は、その年の1月1日時点の所有者へ課税されます。年の途中で売っても、市役所が自動的に買主へ請求を切り替えるわけではありません。

そのため売買契約では、引渡日以降の固定資産税・都市計画税に相当する金額を日割りし、買主から売主へ支払う精算を行うことがあります。まぶい不動産の買取でも、どの日を基準にするか、契約書で確認して進めます。

条件が整えば、最短1か月程度で口座へ振り込める場合がある

名義、相続、抵当権、差押えなどに問題がなく、必要な書類がそろっていれば、ご相談から最短1か月程度を目安に決済し、お客様の口座へ代金を振り込める場合があります。

ただし、これはどの物件でも1か月という意味ではありません。相続人の協議、測量、抵当権の抹消、差押え解除などが必要であれば時間はかかります。

最初に「いつまでに現金が必要か」を言っていただければ、間に合う可能性と、何が時間を止めそうかを先にお話しします。

那覇市の訳あり・事故物件を売る前に、やらないでほしいこと

片付けや工事の途中にある古い沖縄住宅

売却前に、よかれと思って動いたことが、かえって遠回りになる場合があります。

  • 高額な費用をかけて先にリフォームする
  • 買主が決まる前に建物を解体する
  • 家財や古い書類を全部捨てる
  • 告知事項を隠したまま査定を依頼する
  • 一番高い査定額だけを見て媒介契約を結ぶ
  • 家族へ相談せず、一人で売却の話を進める

特に、古い権利証、固定資産税の明細、賃貸借契約書、昔の測量図は捨てないでください。家の中ではゴミに見えても、売却では大事な資料になることがあります。

反対に、資料が何もなくても相談はできます。「ないことが分かった」というのも、一つの情報です。こちらで何を取り直すか考えます。

那覇市の訳あり・事故物件買取の流れ

物件ファイルと間取り図と鍵

まずは、町名、戸建て・土地・マンションなどの種類、現在の名義、分かる範囲の事情をお聞きします。

次に、登記、道路、用途地域、ハザード情報、建物、残置物などを確認します。必要があれば、弁護士、司法書士、土地家屋調査士、清掃会社、解体会社とも連携します。

そのうえで、買取価格と条件をご説明します。大切なのは、金額だけではありません。家財を誰が片付けるのか。登記や測量の費用は誰が負担するのか。いつ決済するのか。固定資産税はどう精算するのか。ここまでセットでお話しします。

納得できなければ、売る必要はありません。

仲介を続ける。家族で話し合う。賃貸を考える。今回は売らない。それも選択肢です。

私たちは、査定額だけを置いて帰るのではなく、「なぜこの金額なのか」を説明できることが、訳あり物件を扱う業者の仕事だと思っています。

よくある質問

不動産相談前のテーブルと空の椅子

相続登記が終わっていなくても相談できますか?

はい。むしろ、その段階でご相談ください。相続人が誰か、遺産分割が済んでいるか、売却までに何が必要かを確認します。法律や登記の専門業務は、連携する弁護士・司法書士が担当します。

自殺や孤独死があったことは、必ず伝えなければいけませんか?

すべての死亡事案が同じ扱いになるわけではありません。死因、発生場所、特殊清掃の有無、経過期間などで判断が変わります。国土交通省のガイドラインを踏まえて個別に確認します。自分の判断だけで隠すことはおすすめしません。

家財や仏壇が残っていても大丈夫ですか?

大丈夫です。そのままの状態で確認します。位牌、写真、重要書類、貴重品など、残したいものだけ事前に教えてください。

近所に知られずに売れますか?

直接買取なら、一般向け広告や不特定多数の内覧をせずに進められます。ただし、測量や境界確認、工事などで近隣への説明が必要になることはあります。誰にも絶対に知られないと約束するのではなく、必要な範囲を相談します。

他社で1年以上売り出しています。相談できますか?

相談できます。現在の媒介契約、売出価格、これまでの問い合わせ件数、値下げ履歴を確認します。長く掲載されているから買取できない、ということではありません。

那覇市の訳あり・事故物件は、「高く見せる」より「正しく見せる」

最低限の再生を終えた築古RC住宅の室内

訳あり物件を持っている方の多くは、すでに十分悩んでいます。

家族が亡くなり、片付けもできていない。相続人同士で話しづらい。近所の目も気になる。そこへ不動産会社から難しい言葉で説明されても、頭に入らないのが普通です。

だからこそ私たちは、分からないことを分からないまま持ってきてもらい、ひとつずつ整理したいと思っています。

高い数字だけを出し、期待させるのは簡単です。

でも、本当に大切なのは、その金額を誰が払うのか。いつ払うのか。その前に何を解決しなければならないのかです。

那覇市のおもろまちでも、首里でも、真和志でも、小禄でも、物件には一つずつ事情があります。同じ事故物件はありません。

他社で断られた物件、1年以上売れなかった物件、相続登記がこれからの物件、家財が残っている物件でも構いません。まずは、今どうなっているかをお聞かせください。

  • 電話:050-1794-9577
  • 受付時間:9:00〜18:00(水曜定休)
  • メール相談:24時間受付
  • 所在地:沖縄県那覇市おもろまち4丁目8-10
  • 公式サイト:https://mabui-fudosan.jp/

※査定額、買取の可否、決済までの期間は、物件の状態や権利関係、契約条件によって異なります。本記事は一般的な情報であり、個別の法律・税務・登記判断を行うものではありません。

参考資料

この記事を書いた人

田端 宰のアバター 田端 宰 まぶい不動産代表

まぶい不動産代表|訳あり不動産の専門家
5年間、法律事務所の相続分野での経験をもとに、「住まいの再出発」をサポート。沖縄の相続によって空き家になってしまった不動産を中心に、他社が敬遠する困難な現場の原状回復における責任者を務める。現場で培った知見をもとに、訳あり不動産に関する法的な注意点について解説。不動産価値の毀損を最小限に抑える独自のサービスを展開。特殊清掃から、空き家の売却活動まで一気通貫したサポートを行なっている。

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